共同体
運命だとか必然だとか、もしそんな事が本当にあるとしたら。
昔はあんなに小さかったのに、いつの間にか世間的には大人になっていて、社会の渦に飲み込まれている。
純粋だったときから、なんだかんだとずっと一緒にいる親友とここ最近はかなりの頻度で遊んでいて、隣にいることが、なんだか当たり前になっている。
でも、それは本当にずっと前からそうで、今に始まったことではなくて、でも、ふ、とその事がわりと、結構、凄いことなんじゃないのかっておもうのだよ。
人間関係は曖昧で不安定で、わたしたちも連絡を取らなかった時期もあったし、取れなかった時期もあったし、でもなんだかんだで、やっぱり隣にいるのだ。
もう一生会わないであろう友人たちも沢山いるなかで、あいつは絶対隣にいる。
それって、必然であったり、運命であったり、なんじゃないかな。なんて、そんなことをおもう。
出会ったときから、わたしたちは多分前世夫婦か姉妹だったなんて言ってたんだから、不思議。
まぁ、運命だとか必然だとか繋がりなんだけど、同じ街にお互い小さい時から住んでいて、本当に徒歩5分圏内に住んでいて、わたしはその中で何度か引越しをしていたけれど、どの家もやっぱり大体徒歩で行ける場所で、どんなに遠い所に引越してもすぐに近くの街に帰ってきていて、前の彼氏2人と最初の高校が同じで、なんか、なんだろう。これもある意味凄いよなって最近とてもおもう。
わたしはこいつらに出会ったのは運命なんじゃないかって、おもうのだよ。運命なんて信じてなかったけど、そう思ってしまうくらい色々な事が重なってるから、つくづくビックリさせられるのだ。