環境と関係
環境というこの二文字にどれだけの意味が含まれているだろう。
赤ん坊のときのわたしを取り巻く環境は、家族である。
母親と父親。ときどき祖父母。
それから保育園に入園して、わたしを取り巻く環境が増える。
家族という環境と、保育園という環境。
保育園の環境の中にも、友達とかクラスとか環境が細分化されていて、わたしを取り巻く環境は年を追うごとに変化し続けていく。
それなのに、いつからだろう、わたし自身はどことなく、過去の環境に縛られている気がする。
あの人昔と変わったね、っていうのは環境が変わっているから当たり前のことなんだけど、それが時々無性にかなしく感じてしまう。
すごく、自己中な感情。
わたしが、変われないからそれに嫉妬してるみたいだ。